炊飯器で簡単!基本の10倍粥の作り方とポイント

初期(5〜6ヶ月)

この記事では、厚労省の「授乳・離乳の支援ガイド」をベースに、炊飯器で簡単に作れる10倍粥の作り方を、管理栄養士の視点からわかりやすく解説します ☺︎

1. 【いつから?】離乳食を始める目安とチェックポイント

**厚労省のガイドラインでは、離乳食開始の目安は「生後5~6か月頃」**とされています。以下のようなサインが見られたら準備OKです。

✅ 首がすわっている

✅ 支えてあげれば座れる

✅ 食べ物に興味を示す

✅ スプーンを口に入れても押し出さない

↓息子は5ヶ月からスタートしました𐩢𐩺

2. 【10倍粥とは】厚生労働省が示す「かたさ・量」の基準

📘出典:「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」厚生労働省

• 初期(5〜6か月頃)では「なめらかにすりつぶした状態」で「米:水=1:10」の10倍粥が推奨されています。

• 量の目安:1回小さじ1からスタートし、徐々に増やしていく

👶 ポイント:とろみは「ポタージュ状」が目安

飲み込みやすく、スプーンからぽたぽた落ちる程度が◎。

Screenshot

3. 【炊飯器で簡単】10倍粥の作り方|準備~仕上げまで

準備するもの

• 生米 大さじ2(約30g)

• 水 300ml(10倍)

• 炊飯器(おかゆモードがあれば便利)

• ブレンダーや茶こし(すりつぶす用)

作り方

1. 米をといで、30分ほど吸水させる(※吸水するとやわらかく炊ける)

2. 炊飯器に米と水を入れる

3. 「おかゆモード」で炊飯(ない場合は普通炊きでもOK)

4. 炊き上がったらしっかり混ぜ、必要に応じて裏ごしかブレンダーでペースト状に

↓youtubeはこちら(30秒)

📝 栄養士情報:お米から炊いた方が栄養価が高い!

お粥を冷やご飯から作る人もいますが、ビタミンB群などの損失を防ぐなら「生米から」がおすすめ

5. 【冷凍・保存・解凍方法】衛生的に保存するコツ


10倍粥は一度にまとめて炊いて冷凍しておくと、毎日の離乳食準備がぐっとラクになります。

冷凍方法

🔹 清潔な製氷皿などに1回分ずつ(小さじ1〜大さじ1程度)に分けて冷凍

🔹 凍ったらジッパー袋に移し、空気をしっかり抜いて保存

🔹 保存期間の目安:冷凍で1週間以内

解凍方法

📌 電子レンジ(おすすめ)

1. 凍ったお粥を耐熱容器に移す

2. ラップをふんわりかける

3. 500〜600Wで1個につき20~30秒ずつ様子を見ながら加熱

4. 加熱後はしっかり混ぜて、ムラなく温める

ポイント:加熱ムラに注意!

真ん中が冷たいままになりやすいため、スプーンで混ぜてから温度を確認しましょう。

◆ やってはいけない解凍例(NG例)

• ❌ 自然解凍(菌が増えやすく食中毒のリスク)

• ❌ 再冷凍(品質・安全性が大きく落ちます)

• ❌ 食べ残しの再利用(唾液が入ったものは雑菌繁殖のもと)

6.【 離乳食初期】離乳食1週目の献立

7. よくある質問に管理栄養士がお答え!

👩‍⚕️ ●水道水って大丈夫?

厚労省のガイドによれば、水道水は一度沸騰させれば使用可能

ただし浄水器を通した水は塩素が除去されて雑菌が繁殖しやすいため、必ず煮沸してから使用を!

👩‍⚕️ ●食べ始める時間は? ▶︎午前中がベスト

体調の変化が起きやすい時期なので、初めての食材は午前中に与えると、万が一のトラブルにも対応しやすいです。

📝まとめ|「がんばりすぎない離乳食」でOK!

乳食は赤ちゃんの「食べる力」を育てていく大切なステップですが、始めは“慣れる”ことがいちばんの目標です。

📘厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年版)」でも、こう記されています:

「離乳の開始は、生後56か月頃を目安に、母乳またはミルクで栄養をとりながら、徐々に慣らしていく」

つまり、主な栄養源はまだ母乳やミルク

赤ちゃんが1さじしか食べなくても、焦る必要はありません👏。

🔜次回予告|さらに時短!「電子レンジで作る10倍粥」

次回は、もっとラクしたいママ・パパ向け!

洗い物も少なく、すぐ作れる【電子レンジで10倍粥を作る方法】をご紹介します。

忙しい育児の合間にピッタリな「最強の時短術」をお楽しみに!

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